地蔵の湯
地蔵の湯は、温泉街の裏通りにひっそりとたたずむ、知る人ぞ知る無料の共同浴場。リニューアルしたきれいな建物で、なかなかレアなお湯を楽しめるスポットです。
草津の裏通りにある、落ち着いた環境の共同浴場
地蔵の湯があるのは、湯畑からそんなに離れてはいないんですけど、裏通りの分かりにくいところ。湯畑からは、大東館の左下の細ーい道を入っていくのが一番近いでしょう。不安になるくらい狭い裏道ですけど、道路の矢印の通りに行けば大丈夫。観光客もまばらな、静かで落ち着いたところにあります。
まあたらしい建物 中はゆったりめ
地蔵の湯の建物は、2007年に建てかえられたばかりで、共同浴場の中ではまあたらしくてきれいです。でも、木をふんだんに使ってあって、木のぬくもりを感じられるのはうれしいですね。大きめで立派な建物です。
地蔵の湯も白旗の湯同様、脱衣場とお風呂場の仕切りがありません。お風呂場は、フンイキのいい木の床に、共同浴場にしては大きめの浴槽が1つ。草津の共同浴場には洗い場がないぶん、スペースがちょっと広いだけでゆったりした感じになりますね。屋根も高くて、なかなか開放感があります。
すぐとなりで湧いている貴重な源泉
地蔵の湯の源泉は、そのまんまな名前の地蔵源泉。地蔵の湯のすぐとなりに、「地蔵湯畑」と呼ばれる源泉があって、湧いているところを見られます。そのとなりには、名前の由来になった地蔵堂も。このお地蔵様のご利益か、地蔵の湯は眼病に効くといわれています。
地蔵源泉は、草津の主力源泉の中ではいちばん湧出量が少なくて、引かれている宿もそんなにはありません。レアなお湯を楽しめる地蔵の湯は、貴重でありがたいですね。
ひっそりと落ち着いた裏通りで、レアなお湯を無料で楽しめるのが、地蔵の湯のいいところ。草津で湯めぐりを楽しむなら、忘れずに立ち寄って、フンイキやお湯の違いを楽しみたいですね。
利用可能時間:8時~22時
(これ以外の時間は、地域住民の専用時間です)