宿の外観
宿選びのチェックポイントとして、宿の外観・見た目もけっこう重要だと思うんです。中に入っちゃえば見えないですけど、宿の第一印象は外観で決まります。草津温泉のお宿を、見た目のフンイキで分けてみたので、旅のワクワクを盛りあげる宿選びの参考にしてください。
和の風情満点 - 老舗旅館
草津温泉の温泉街エリアを歩いていると、風情あふれる旅館をよく見かけます。「和の風情」という点では、老舗旅館に勝るものはないでしょう。草津に湯の町風情を求めるなら、老舗旅館のフンイキは魅力的。
草津の老舗旅館のフンイキを演出しているのが、「せがい出し梁造り」。1階より2階のほうが前にせり出していて、梁の木が突きだしているのが特徴で、江戸時代の草津の建築スタイルだそうです。泊まりながら、歴史の勉強にもなるなんて、なんかオツじゃないですか?
歴史はなくてもなかなかなフンイキ - 新しい旅館
草津温泉の旅館は老舗ばっかりじゃなくて、新しいところもどんどんできています。当然歴史はないんですけど、なかなかどうして、老舗に負けず劣らずいいフンイキの建物が多いです。こういう新しい旅館で和の風情を楽しむのも、ひとつの選択肢ですね。
風情はあっても建物は新しいので、設備のよさとか、若い人にも使いやすい便利さもあります。「和の風情」と「新しい宿の良さ」の両方を味わえる宿として、魅力的な選択肢といえるでしょう。
「迫力」と「ゴージャス感」 - 大型ホテル
草津温泉には、「高層マンションか?」と思うような巨大なホテルがいくつかあります。旅館の持っている「和の風情」とは対極にある……って言ってもいいでしょう。でも、これはこれで、宿の魅力はいっぱい持っています。
まずは、建物の「迫力」。到着したとき、見上げて「おお~!」って言えるのは、巨大ホテルならでは。ワクワク感も高いですよね。あと、大きなホテルは、たいていゴージャス感もあわせ持っています。玄関とか、シースルーエレベーターとか、なんか豪華な感じがします。これもワクワク感高し。
ヨーロピアンテイスト - リゾートホテル
このサイトでもときどき書いているように、草津は高原リゾートの面も持っています。温泉街北側に広がるリゾートエリアに行くと、温泉街あたりとはガラリと変わって、「洋風」なフンイキになるのを感じるでしょう。建っているホテルのスタイルが効いているんじゃないでしょうか。
リゾートホテルの外観は、やっぱりみんなヨーロピアンテイスト。そのほうが、「高原リゾート」のイメージに合っていますよね。リゾートを満喫しに草津に行くなら、このフンイキが演出するワクワク感に浸りましょう!
外観を気にしてない?
宿はたいていどこも、旅の気分を盛り上げるために外観に気を使うもの……っていう気がするんですけど、ときどき例外がありますよね。なんか汚れちゃってたり、パッとしなかったり……草津温泉にも、そういう宿はあるんです。
草津の場合、温泉成分のせいで金属なんかが傷みやすいので、しょうがない部分もあります。特に、湯畑沿いあたりは大変です。でも、もちろんそういう宿でも、外観以外のところで魅力を持っているので、ほかの要素が魅力的なら、外観には目をつぶって選ぶことにしましょう。