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東京から草津温泉へ電車で行くおすすめ&サブルート
東京から草津温泉へ電車で行くなら、おすすめは特急「草津・四万」に乗るルート。あと、上越新幹線とか長野新幹線に乗っていくルートもあります。それぞれのメリット・デメリットやプランのコツをまとめたので、旅行計画に生かしてください。
※2023年3月現在の情報をもとに書いています。
おすすめは「特急草津・四万」
特急「草津・四万」は、東京の上野駅と、草津温泉の玄関口・長野原草津口駅とを結んで走っている特急電車です。東京から草津温泉まで電車で行くときの、昔ながらの定番ですね。まずはこの電車から検討してみましょう。
おすすめポイントは、「東京から長野原草津口まで乗りかえなしで行ける唯一の電車」っていうところ。あとで紹介する新幹線ルートより安いのもメリットです。
一方のデメリットは、本数が少ないところ。土休日でも1日3本、平日は2本しかないんです。この電車に合わせられるかどうか次第……っていう感じですね。
毎日走っている2本は、上野駅10時発と12時過ぎ発。10時の電車だと草津温泉に1時前に着きます。12時過ぎの電車だと3時過ぎ着。週末だけ走る1本は9時出発で、お昼前に草津温泉に着きます。
「上野駅までどれくらいかかるか」と「1日目に草津温泉でどれくらい時間が欲しいか」で選ぶといいでしょう。
上野東京ラインができた今でも、始発駅は東京じゃなくて上野です。いまどき珍しいですね。東京駅からは、上野東京ラインの普通列車や京浜東北線・山手線などで移動してください。
特急「草津・四万」は、上野駅1階の14番線から発車します。駅が複雑になっていて、山手線など他の電車とはフロアが違うので、乗りかえ時間は多めに取っておきましょう。
長野原草津口駅からはバスで草津温泉に向かいます。電車が着いてからだいたい10~15分後くらいにバスが発車。20分ちょっとで草津温泉バスターミナルに到着です。
東京-草津温泉の通常料金は?
東京駅から特急電車に乗って草津温泉まで行くと、電車の運賃・料金とバス代の合計で6,080円(通常期)です。シーズンによっては、特急料金がこの値段から+400円・+200円・-200円と上下します。
ちなみに、特急「草津・四万」は全車普通車指定席で、自由席もグリーン車もありません。
※金額は2024年8月現在
東京→草津温泉の電車賃をおトクにするには?
東京から草津温泉まで特急「草津・四万」で行くと、もう1メリットがあります。場合によってはかなりおトクになる「JRパック」を使えるんです。
「JRパック」は、往復のJRのきっぷと宿泊がセットになった、旅行会社のツアーの一種。きっぷと宿泊をいっぺんに手配できて便利なのもポイントです。
お得なだけに注意点もありますけど、検討してみて損はありませんよね。
東京発草津温泉行きJRパック プラン一覧・検索・予約(日本旅行)
※周辺の万座・嬬恋エリアも含まれます
高いけど時間を選べる「新幹線+普通電車」ルート
東京から草津温泉まで特急「草津・四万」で行くことのデメリットは、本数の少なさ。草津温泉に着ける時間のバリエーションは、週末でもせいぜいお昼~3時くらいなもんです。
「朝イチに出てできるだけ長く過ごしたい!」とか「仕事が終わってから行きたい!」っていうなら、新幹線を使うしかないですね。東京から新幹線に乗って、高崎で普通電車に乗りかえて長野原草津口まで行くルートです。
メリットは、プランのバリエーションが広がること。そのかわり、特急草津の場合より高くなります。それに、高崎からはふつうの各駅停車なので、最悪座れないかもしれません……。
東京駅から新幹線に乗るなら、乗り場は20~23番線。上野駅なら地下の19~22番線です。上越新幹線か北陸新幹線に乗れば、高崎に止まる電車が多いですけど、止まらない電車もあるので、自由席に乗る場合は一応確認してください。
着いたら、吾妻線の大前行き・万座鹿沢口行き・長野原草津口行きのどれかに乗りかえればいいケースが多いです。でも、時間帯によっては、一旦両毛線の電車に乗って、3つ目の新前橋まで行かなきゃ吾妻線の電車に乗れないこともあるんです。
あと、高崎駅にはホームがたくさんあって、似たような電車が止まっているので、乗りまちがいにも注意です。高崎駅に着いたら、とにかく時刻表でよく確認するしかないですね。
長野原草津口駅に着くと、5~10分くらいで草津温泉行きのバスが発車します。
軽井沢経由もあり?
あと、東京から新幹線で軽井沢まで行って、バスで草津温泉を目指す方法もあります。
上で紹介したルートよりだいぶ高くなるし、かといってそれほど早く着くわけでもないので、「東京から草津温泉へ電車で行くルート」としては、ちょっとおすすめしにくいですね。「草津温泉と軽井沢どっちも行ける」っていうのがウリです。
新幹線は1時間に1~2本走っていますけど、ポイントは、軽井沢と草津温泉を結ぶ「草軽交通バス」。冬のあいだは1日6本、それ以外でも1日8本です。乗るバスを決めてから、乗りつぎとか軽井沢に寄る時間を考えつつ新幹線を選ぶ……っていうのがおすすめ。
東京から着いて、軽井沢に寄らないで草津温泉に直行するなら、北口の2番のりばのバスに乗ります。観光してからバスに乗るなら、バスは有名観光地の旧軽井沢からでも乗れるので、バス停の場所を確認しておくといいでしょう。