お風呂
草津温泉旅行って言ったら、もちろん温泉がメインですよね。宿を選ぶにも、お風呂は最重要チェックポイントです。どんなポイントをチェックすればいいかまとめてみたので、参考にして、満足度の高い宿選びに生かしてください。
源泉
まずは、「宿のお風呂にどの源泉を引いているか?」から。草津温泉には、ザッとあげただけでも7個も源泉があるんです。共通点もありますけど、それぞれに個性もあります。どんな源泉でも楽しめるといえば楽しめますけど、せっかく「泉質主義」なんて宣言している草津温泉に行くんだったら、ちょっとこだわってみませんか?
選ぶポイントとしては、「ピリッとくるかやわらかいか」「白濁湯か」「メジャーかレアか」あたりでしょう。
酸性が強い草津温泉のなかでも、強めな源泉とやわらかめな源泉があるんです。ピリッと強烈な源泉の代表は万代鉱で、やわらかいのは湯畑・西の河原・わたの湯あたりです。肌が弱い人は要注意。「温泉といえば白濁湯!」っていう人には、白旗とわたの湯がおすすめ。
草津のシンボル・湯畑のお湯は「あのお湯に入れる!」っていう満足感が魅力です。一方で、西の河原・わたの湯あたりは、引いている宿が少ないので、なかなか入れない「レアなお湯」として、プレミア感ありますね。
あと、2つ以上の源泉を引いている宿もけっこうあります。宿にいながらにして湯めぐりを楽しめるのは、おトク感高いですよね。
このサイトで紹介しているお宿の源泉をまとめてみると、
湯宿 季の庭・お宿 木の葉:わたの湯・湯川
大阪屋旅館:湯畑
ホテルヴィレッジ:湯畑・わたの湯・万代鉱
大東館:湯畑
ホテル櫻井:万代鉱&西の河原ミックス・わたの湯
奈良屋:白旗
大浴場
お風呂のフンイキも大事です。宿のお風呂のメイン・大浴場(内湯)については、「和の風情か近代的な清潔感か」というムード面と「広さ」あたりに目をつけて、イメージに合ったところを選ぶといいでしょう。
草津みたいに歴史ある温泉街だと、和の風情あふれる、しっとりと落ち着いたお風呂をイメージする人も多いんじゃないですか?そういう視点で選ぶなら、本命はなんといっても、大阪屋旅館や奈良屋みたいな老舗旅館。でも、最近できた季の庭や木の葉みたいなお宿が、意外と雰囲気のいいお風呂を持っていたりすることもあります。
ホテルだと、近代的な、いかにもホテルらしい大浴場なことが多いです。風情はないですけど、清潔感や便利さでは一枚上。これだって、お風呂の価値ですよね。
広さで言えば、「広ーいお風呂に入りたい!」っていう人も、けっこう多いんじゃないですか?だったら、おすすめは巨大ホテルです。草津温泉最大ホテル・ホテル櫻井のお風呂は、なんと長さ30メートル!
露天風呂
温泉旅行に行くとき、露天風呂をいちばんの楽しみにしている人も多いでしょう。露天風呂だったら、開放感とフンイキに注目。
草津温泉の町中は、宿がかなり建てこんでいるので、露天風呂に開放感がないところも多いんです。「露天」風呂といいながら、空が見えないところもあったりします。温泉街の宿に泊まるなら、「外の気温の中で温泉に入れる」くらいに思っておくといいでしょう。露天風呂に開放感を求めるなら、季の庭・木の葉・ホテルヴィレッジみたいな、町はずれの宿をおすすめします。
露天風呂のフンイキ面については、どこもなかなかいい感じに仕上げている印象です。内風呂が近代的なホテルでも、露天風呂だけは木を使ったり石を置いたりして、和風にしているところが多いですね。でも、やっぱり老舗旅館が一枚上手。
貸切風呂
貸切風呂に注目して宿選びをする人も、けっこういますよね。たしかに、プライベートな温泉タイムは満足度高いです。貸切風呂でチェックしなきゃいけないのは、「予約の要/不要」と「有料/無料」。
まず、「予約が必要で時間制」な場合と「予約不要で空いているときに自由に使える」という場合に分かれます。予約制だと、予約した時間は間違いなく入れる安心感がある代わりに、自由はききません。予約不要だと、空いていれば好きなときに何回でも入れますけど、空かなかったらいつまでも入れません。どっちもどっちですね……。
有料か無料かも重要ですね。「予約不要なのに有料」っていうケースはさすがにないでしょうけど、予約制なところは、料金をしっかり確認しておきましょう。
このサイトで紹介しているお宿で貸切風呂があるのは、